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CDを買うことについてぼんやり考えてみた。

以前、ツイッターで「1位が取れなかったら〜しなくなるかも、というネガティヴな気持ちで買うよりも、1位が取れたらこんなことがあるかも!というポジティブな気持ちで買ったほうが楽しいし、嬉しいってReboot!!!のときに教わった」なんて感じのツイートをした。CDを買うこと、1位を取ること、最近改めて考えていた。

私は(一応)昨年の夏まで2つのグループを掛け持ちをしていた身だった。
今はそんな事はないが前の売り方は、初回・通常・メンバー個人盤・ショップ盤・コンビニエンスストア盤、など複数種売りが当たり前、1位をとって当たり前、そんな感じだった。
だからCDを買うときも今だから言うが、友達と手分けして買っていた。「全部買えるわけないじゃん!」といつも言っていたし、私1人が買わなくても彼らは1位取るじゃん。なんて思ってたので、オリコンの集計期間なんかこれっぽっちも気にしてなくて、発売日過ぎてから買ってたこともある。

そんな時、あの夏が来た。苦しかった夏だった。「1位が取れないかも」「仕事が減らされるかも」「ファンなら(追加で)買って当たり前でしょ!?」「1位じゃないなんてあり得ない!」なんて言葉が飛び交っていた。とてもとしんどかった。嫌だった。
その頃ちょうど色々思うことがある時期で、そのCD自体買うのをやめようと思っていたが、些細なきっかけで試聴したところ、「いいじゃん」と思うC/Wが出てきて、購入したばかりだった。なのに、その1枚が、色んな人の色んなツイートを見て、今ではあまり思い出したくない1枚になってしまった。
何気ない一言かもしれないが、あの時の「1位じゃないなんてあり得ない」という言葉が、私には物凄く大きくて鋭い凶器のようだった。

というのも、A.B.C-Zはなかなか1位が取れていないグループだ。
昨年出したシングル・アルバム共に1位をとった曲はない。ファンが頑張ってないわけじゃない。正直なところ、圧倒的にファンの母数がまだまだ多くないのはわかっていて、それでも各々自分たちでグループを盛り上げたいと思っている。
後日談ではあるが、その「1位を取れなかった」という出来事は戸塚くんにとってとてもショックな出来事だったらしく、「自信があった作品だったからこそ、"求められてないのかも"」と思い悩んでしまったらしい。もちろん数字が全てではない、と本人たちもわかっているが、やはりCDの売上や順位は、本人達の活動やメンタルに大きく影響しているのは間違いない、と言える。

ただ私は正直なところを言うと、1位ということにあまりこだわりはない。
それよりも、「沢山の人に聞いてもらえたか」「届いたか」が大事だと思っていて、何枚も買ういわゆる「複数買い」をすることは私はあまり好ましくないことだと思っている。
ただし、前の記事で触れているが、私はReboot!!!のときに通常盤を複数枚買っている。特典のショップバッグが欲しいという理由をつけて。

私は結果的には同じことをしていて、複数買いで掴んだ1位だと素直に思っている。そこは認めざるを得ないし、批判も受け止める。

ただ、私はあの時に「仕事が無くなるかもしれない!干されたくない!」そんな気持ちでは決して買ってない。
むしろ、1位になることで、1つ、たった1つでも彼らにお返しが出来たら、という気持ちがあった。

CDが売れないとこうなりますよ、仕事が減らされるかもしれませんよ、と煽る人が何人もいる。しかもよりによって、たいていフォロワー数が多い人。
でも、よく考えてみて欲しい。「助けてください!」(Reboot!!!のときにも数人いたが)「力を貸してください!」「今後に関わるのでみんなで買おう!」「仕事減らされたくない!」そんなツイートを見て、新しく買いたいと思う人は、あまりいないと思う。

売上は大事だし、順位も大事。それによって歌番組やニュースでの取り上げられ方も変わる。それは痛いほどよく分かってる。でも、でも。
CDは、特に最近「売れない」と言われるCDはアーティストによってとてもよく工夫をして売ってあると思う。
その1つ1つを楽しみながら「ポジティブな気持ちで」「楽しく」CDを買う方がいいと思うし、ネガティヴな気持ちで買っても結果的には、本人達に失礼ではないかなと、私は思う。

CDを買うこと、1位を取ること。
大切だけど、忘れちゃいけないこともあるかな、と思います。